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イタリア不安にECB当局者が相次ぎ警鐘-金融情勢引き締まりに言及

  • 成長が弱くインフレが低い国としては引き締まり過ぎとプラート氏
  • 一国の財政規律欠如がユーロ圏全体に波及しかねないとメルシュ氏

欧州中央銀行(ECB)当局者は、イタリアの拡張的財政を巡る不透明感と不安が、同国経済に長期的に打撃を与える危険があると警告した。

  プラート理事は22日に公開された独紙ハンデルスブラットとのインタビューで、「イタリアの現在の金融情勢は、成長が弱くインフレが低い国としてはあまりに引き締まり過ぎの状態にある」と指摘。イタリア銀行(中央銀行)のビスコ総裁もイタリア政府に対し、不透明感を減らすことで借金による資金調達コストを抑制するよう強く求めた。

  さらにメルシュ理事も22日のミュンヘンでのスピーチで、イタリアを名指しすることは避けながらも、ユーロ圏の高債務国は財政を均衡させ、債務を減らすことが不可欠だと述べ、一国の財政規律の欠如がユーロ圏全体に波及しかねないと主張した。

  プラート理事は、これまでのところ現実の感染の悪影響は認められないとした上で、イタリアだけに問題の影響がとどまる限り、ユーロ圏全体のために金融政策を実行するECBとしては介入しないという方針を示唆した。

Concern about the 2019 budget has spooked investors in Italian debt

原題:ECB Officials Warn of Damage to Italy From Fiscal Fighting (2)(抜粋)

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