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台湾統一地方選:野党国民党が大勝、与党率いる蔡英文総統に暗雲

  • 民進党は持っていた県市の首長ポスト13のうち7を失った
  • 蔡氏は民進党の党主席を辞任したが、党内に明確なライバルは不在
Taiwan's President Tsai Ing-wen 

Taiwan's President Tsai Ing-wen 

Photographer: Chang Hau-an/AFP/Getty Images

Taiwan's President Tsai Ing-wen 

Photographer: Chang Hau-an/AFP/Getty Images

24日投開票された台湾の統一地方選挙で台湾の蔡英文総統率いる与党・民主進歩党(民進党)が野党・国民党に大敗した。支持を回復して次期台湾総統選での敗北を回避するのに、蔡氏に残された時間は約1年しかない。

  台湾の独立を志向する民進党が、中国に友好的な国民党に敗北を許したポストは予想を上回った。民進党は高雄市、宜蘭県を含め持っていた県市の首長ポスト13のうち7を失った。

  2020年1月の次期総統選まで1年2カ月となる中で蔡氏は党勢回復で課題に立ち向かうことになる。選挙敗北を受けて蔡氏は民進党の党主席を辞任したが、党内には蔡氏が総統として2期目を目指すのを阻止するような明確なライバルはいない。

  今回の選挙結果を受け、台湾の勢力図は国民党の復活で同党のカラーである青色が広がった。16年の総統選では蔡氏が国民党に圧勝していた。

Taiwan Election Map 2018

原題:Pro-China Party’s Big Win in Taiwan Puts Tsai Future in Doubt(抜粋)

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