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【米国株・国債・商品】S&P500が調整入り、原油が再び急落

更新日時
  • デボン・エナジーなどエネルギー株の下げ目立つ
  • 米原油先物は51ドル割れ、ブレント原油は週間で約3年ぶりの大幅安

23日の米株式相場は下落。S&P500種株価指数が調整局面の領域に入った。米原油先物がバレル当たり51ドルを割り込み年初来安値を更新したことから、エネルギー銘柄がきつく下げた。米国債は原油急落を背景に上昇。

  • 米国株は下落、S&P500が調整入り-原油下落でエネルギー安い
  • 米国債は上昇、10年債利回りは3.04%
  • NY原油は反落、7.7%安-サウジ増産と世界的株安で
  • NY金先物は反落、1オンス=1223.20ドルで終了

  感謝祭の翌日で、株式市場の取引は米東部時間午後1時までに短縮された。主要3株価指数は全て下落。S&P500種株価指数は週間ベースの下げが3.8%と、感謝祭を含む週としては1939年以来最悪。9月高値からは10%下げた。この日はエネルギー銘柄が最も振るわず、デボン・エナジーが5%を超える下落。マラソン・オイルも4%余り下げた。

  S&P500種は前営業日比0.7%下げて2632.56。ダウ工業株30種平均は178.74ドル(0.7%)安の24285.95ドル、ナスダック総合指数は0.5%安。ニューヨーク時間午後1時59分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し3.04%。

  ニューヨーク原油相場は大幅反落。週間でも大きく下げた。サウジアラビアが生産を過去最高水準に引き上げていると示唆した上、最近のトランプ米大統領からの原油価格押し下げの呼び掛け、世界的な株安などの材料が重なった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は4.21ドル(7.7%)安の1バレル=50.42ドル。ロンドンICEの北海ブレント1月限は6.1%安の58.80ドルと、60ドルを割り込んで終了。週間ベースでは約12%下落と、2016年1月以来の大幅安。

  ニューヨーク金先物相場は反落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.4%安の1オンス=1223.20ドルで終えた。

  ABバーンスタインのチーフ米国ストラテジスト、ノア・ワイスバーガー氏はブルームバーグテレビジョンで、「まだ市場に消化されていない不透明性がかなりある。10月に始まってこれだけ経過したというのに、まだ立ち直れていないことに少し驚いている」と述べた。

  インディペンデント・アドバイザー・アライアンスの最高投資責任者(CIO)、クリス・ザキャレリ氏は、「今日は薄商いだ。相場はあまり深読みしないでおく」と述べた。

原題:S&P 500 Slips Into Correction Led by Energy Stocks: Markets Wrap(抜粋)
USTs Steady, Eurodollars Rally as Hike Path Adjusts to Oil Slide
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(第6段落以降を追加し、更新します.)
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