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英国のEU離脱合意、「だまし討ち」の変更に遭った-スペイン

  • ジブラルタル問題、合意文で明確にされる必要ある-外務副大臣
  • 23日朝のEU首脳補佐役会合でも問題解決できず、作業継続

英国の欧州連合(EU)離脱合意について、スペイン政府はジブラルタルを巡る将来の交渉を曖昧にする条項が挿入されたとして批判している。

  スペインのアギリアノ外務副大臣(EU問題担当)は22日に議会で、この変更が「ほとんどだまし討ち」のような形で行われたと発言。ジブラルタル問題は明確にされる必要があり、そうでなければスペインは合意を支持できないと続けた。

  事情に詳しい関係者が匿名で語ったところによると、EU加盟国各首脳の上級補佐役が23日朝にブリュッセルで英離脱問題を議論したが、ジブラルタルについて合意には至らなかった。EUとスペインは25日の首脳会議で発表する声明に満足のいく解決策を反映させるよう作業を継続する。

Gibraltar’s Rocky Road to Brexit

  EUの首席交渉官を務めるミシェル・バルニエ氏はジブラルタルに関し、「懸命の取り組みを続けている」と語った。

  EU首脳会議の共同声明は全加盟国が一致した場合のみ発表できるため、スペインが反対すれば共同声明を出すことはできない。ただ、英国のEU離脱合意の批准に必要なのは圧倒的多数とされ、スペイン1国が反対しても阻止できない。

原題:Spain Criticizes ‘Treacherous’ Change Made to Brexit Text (1)(抜粋)
Barnier Says ‘We Are Working Hard’ on Gibraltar Compromise

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