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G20の貿易制限措置が過去最大、米中首脳会談控えてWTOが報告書

  • 世界の貿易のうち4810億ドルが貿易制限措置の対象に
  • 経済的リスクが高まり世界の成長や雇用、消費者物価に影響も

世界貿易機関(WTO)によると、20カ国・地域(G20)による関税などの貿易制限措置は過去最大に達し、世界の貿易のうち4810億ドル(約54兆円)が対象になっている。

  来週のG20首脳会議に合わせて開かれる米中首脳会談を控えてWTOが22日に公表した報告書によると、G20では5月半ば以降、40件の貿易制限措置を追加した。その前の半年間は39件だった。

  WTOのアゼベド事務局長は声明で、「さらなるエスカレートは依然として本当に脅威だ」と述べ、「今の路線が続けば、経済的リスクが高まり、世界の成長や雇用、消費者物価に影響する恐れがある」と指摘した。

  WTOは新たな関税や追加関税、関税規制、原産地規則などを貿易制限措置と定義している。

原題:Global Tariffs Surge Ahead of Trump-Xi Talks at G-20, Study Says(抜粋)

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