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ゴールドマン前CEO、1MDB疑惑渦中の人物と12年に会っていた

  • マレーシアの実業家ロー被告とブランクファイン氏は12年12月に会談
  • ゴールドマンは1対1の会談を否定-NYタイムズ紙の報道受け声明

ゴールドマン・サックス・グループは、同社の最高経営責任者(CEO)だったロイド・ブランクファイン氏が2012年、マレーシアの政府系投資会社を巡る巨額汚職疑惑の渦中にある同国実業家ロー・テク・ジョー被告と会っていたことを明らかにした。

  米紙ニューヨーク・タイムズはこれに先立ち、事情に詳しい複数の匿名の関係者の話として、ゴールドマンに対する刑事捜査の一環で米検察当局がこの会談について調べていると報じていた。同紙はゴールドマンの当時のCEOのブランクファイン氏がロー被告と1対1で会ったと伝えたが、同社はそれを否定した。

Key Speakers At The Goldman Sachs 10,000 Small Businesses Summit

ロイド・ブランクファイン氏

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  ゴールドマンは声明で、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国の投資ファンド、アーバル・インベストメンツに言及し、「ブランクファイン氏は12年12月にアーバルのCEOとハイレベルの初顔合わせの会合を持った。アーバルの要請でロー被告は同CEOに付き添った」と説明。その上でブランクファイン氏には「ロー被告との1対1の会談の記憶がなく、そうした会談が行われたことを示す記録も当社には見当たらない」と付け加えた。

  マレーシアの政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)の資金調達でゴールドマンが果たした役割をめぐる騒動は、同国の1MDB案件で支払った全手数料の返還を求めると財務相が述べたことも一因となり、同社株の重しとなっている。

2014 Angel Ball - Arrivals

ロー被告(2014年)

フォトグラファー:J. Countess via Getty Images

原題:Goldman’s Blankfein Met With Financier at Core of 1MDB Probe (1)(抜粋)

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