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ヘッジファンドも個人投資家もやっと降参-10月の株売りで

  • 個人投資家は現金保有をここ3年で最速のペースで増やした
  • ヘッジファンドは11月に入りテクノロジー株の売り手に

個人投資家は今年の大半の期間、株を買ってきたが、10月の一斉売りの中でとうとう降参した。リテールブローカーのチャールズ・シュワブのデータによれば、個人投資家は現金保有をここ3年で最速のペースで増やした。

  ゴールドマン・サックス・グループのデータは、ヘッジファンドが株保有を減らし続けていることを示した。顧客のネットエクスポージャーは2016年11月以来の低水準だという。

  シュワブの顧客資産に占める現金比率は10月に急上昇し11.1%となった。過去最低の10.3%から上昇し、15年8月以来の高さとなった。

  ヘッジファンドの方は2月の売り浴びせの後に慎重姿勢に転じていた。このため、今回の急落の初期の段階では売らずに踏みとどまったが、結局降参。ゴールドマンのデータによれば、11月にはお気に入りのテクノロジー株の売り手になった。10月末にはまだあきらめず、テクノロジー株を積み増していた。

  異なるグループの投資家が足並みをそろえたことは、株に関するセンチメント悪化を浮き彫りにしている。テーミス・トレーディングのパートナーで株取引共同責任者のジョゼフ・サルッツィ氏は「問題は、ここから脱却できるかだ」として、投資家が怖がり始めるかもしれないと話した。

Brokerage cash rises at fastest rate since 2015 after investors went all in on stocks

原題:Mom and Pop Finally Join Pros in Dumping Stocks Amid Market Rout(抜粋)

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