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ゴールドマンとJPモルガン、2019年末までに計5回の利上げ想定

  • 12月に続き来年4回の利上げを両社エコノミストは見込む
  • 「当局は市場が想定している以上の引き締め実施へ」-カスマン氏

ゴールドマン・サックス・グループとJPモルガン・チェースは21日朝までの24時間に公表したリポートで、米金融当局が2019年末までに計5回の利上げをするとの見方を示した。

  ブルース・カスマン氏らJPモルガンのエコノミストは、「当局は現在市場が想定している以上の引き締めを実施するだろう」と記述。失業率が3.3%に低下し、金融当局が重視するインフレ指標が2.3%に達すれば、利上げを迫られるだろうと指摘した。

  ゴールドマンのジャン・ハッチウス氏のチームは、12月利上げの確率は90%、19年に4回の利上げという予想に対するリスクは「おおむね均衡」しているとの見方を示した。

  最近の株一斉売りは認識しているものの、1994年からの株安を分析した結果、当局が緩和的になるのは他の金融環境指標が大きく悪化した場合か成長が長期的トレンドを下回った場合だけだったという。

  「クレジットスプレッドは最近幾らか拡大したが、現在の成長は潜在成長率を引き続き大きく上回っている」とゴールドマンのエコノミストらは記した。

  仮にこうした予想通りの利上げが行われれば、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジの上限は来年末までに3.5%に達する。

  ただ、投資家は来年の積極的な利上げの可能性について、2社のエコノミストらよりも懐疑的だ。

The Fed's September Dot Plot

原題:Goldman, JPMorgan Still Betting on Five Fed Hikes by End of 2019(抜粋)

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