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FBや半導体株の一段安をヘッジファンド動向が示唆-ゴールドマン

  • 人気の変化は将来のパフォーマンスへの強いシグナルとなる傾向
  • ヘルスケアなどには良い前兆-ヘッジファンドが保有増やす
relates to FBや半導体株の一段安をヘッジファンド動向が示唆-ゴールドマン

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

relates to FBや半導体株の一段安をヘッジファンド動向が示唆-ゴールドマン

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

この秋の米株式相場の下落局面ではソーシャルメディアのフェイスブックや半導体メモリーメーカーのマイクロン・テクノロジーなどを中心に売りに押され、テクノロジー株にとって厳しい時期となっている。歴史が導くところでは、痛みは恐らく終わっていない。

  ゴールドマン・サックスは、合わせて2兆2000億ドル(約248兆円)相当の株式を保有する823のヘッジファンドを分析。それによると7-9月(第3四半期)にヘッジファンドの保有が最も大きく落ち込んだ銘柄リストにフェイスブックとマイクロンが含まれた。同社ストラテジストのベン・スナイダー、デービッド・コスティン両氏は21日の顧客向けリポートで、過去の例を見ると、こうした「落ち目」銘柄はその後3カ月から1年間のパフォーマンスで市場全体に後れを取っていると指摘した。

Hedge funds bailed on Facebook, semiconductor stocks as outperformance evaporated

  金利動向や世界貿易、企業利益を巡る懸念が強まる中で、ヘッジファンド運用者はリスクテークを減らし、テクノロジー株などそれまでの勝ち組銘柄の利益確定に動き、ヘルスケアなど安定した収入や配当をもたらす業種に傾いている。

  ゴールドマンのストラテジストらは「ヘッジファンド投資家の間での人気の変化は、将来の株価パフォーマンスへの強いシグナルとなり得る」と記した。

  ゴールドマンがまとめ、ヘッジファンドからの人気が低下した「落ち目」銘柄で構成されるバスケットは2002年以降、次の四半期に他の銘柄に60ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)のアンダーパフォーマンスとなっている。

  一方、ヘッジファンドの保有が最も増加した「人気急上昇」銘柄のバスケットは同様の幅のアウトパフォーマンスを見せており、ヘルスケアや生活必需品を中心とするこれら銘柄にとっては幸先が良い。ソフトウエア会社のサービスナウやセンターポイント・エナジー、モンスター・ビバレッジ、メドトロニック、エクスプレス・スクリプツ・ホールディング、ベクトン・ディッキンソン、ユナイテッド・テクノロジーズ、食品流通のシスコ、サザンなどが含まれる。

原題:Goldman Sees More Pain for Facebook, Micron on Hedge Fund Exodus(抜粋)

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