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メルケル首相が英国に警告、EU離脱条件「一方的に設定できない」

ドイツのメルケル首相は21日、欧州連合(EU)離脱の条件を英国が一方的に設定することはできないとくぎを刺した。メイ英首相は離脱合意を完了させるため、この日ブリュッセルに向かう。

  メルケル首相はベルリンの連邦議会で、EU加盟国間の関係強化を求めるとともに、1国主義的な政策は誤った愛国心だと批判。首相の英国に対するメッセージは、英国のEU離脱合意素案を再交渉することや、25日の首脳会議の合意直前に障害を生じさせることへの反対を反映している。

  ただ、ジブラルタルの将来的な地位を巡りスペインが合意を留保する構えを示していることについては、メルケル首相は「どのように解決するか、言えない」と述べた。

  英国に対しては、「英国内の議論がどれほど難しいか、われわれも承知している」としつつ、「重要なのは、関税同盟を離脱する時期を英国が一方的に決定することはできず、EUと共に今後のスケジュールを決めなければならないということだ」と語った。

Merkel Warns U.K. It Can't Dictate Brexit Terms for EU Summit

ドイツのメルケル首相(21日、同国連邦議会で)

Photographer: Tobias Schwarz/AFP/Getty Images

原題:Merkel Warns U.K. It Can’t Dictate Brexit Terms to Europe (1)(抜粋)

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