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信用ストレスが世界に拡大-アジアのジャンク債は11年以来の安値

  • アジアのジャンク債のスプレッドは16年以来の高水準
  • CDS市場で投資適格級債の保証コストも上昇している

信用ストレスの兆候が世界的に広がっている。アジアでは投資不適格級(ジャンク)債の価格が約7年ぶり安値に下落したほか、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、投資適格級債のデフォルト(債務不履行)に備える保証コストが上昇した。

  ICE・BofAMLの指数によると、ジャンク級社債の平均価格は20日に額面1ドル当たり90セントと、2011年12月以来の安値となった。米国債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)は730ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、16年1-3月(第1四半期)以来の高水準となっている。

Junk Falls

Prices for Asian dollar bonds have sunk to lowest since late 2011

Source: ICE BofAML indexes

  信用ストレスは優良企業にも広がっており、ドル建て投資適格級債のスプレッドは16年以来の大きさ。

Spread on investment-grade Asia dollar bonds at highest since July 2016

   トレーダーらによると、日本を除くアジアの投資適格級のソブリン債と社債の保証コストは1bp上昇の約100bpと9営業日連続で上昇する見通し。CMAのデータによると、20日には約5bp上げ、2カ月ぶりの大幅上昇となった。

CDS for Asian sovereigns and corporates is at highest since April 2017

原題:Credit Stress Is Everywhere With Asia Junk Bonds at 2011 Lows(抜粋)

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