クレジット市場の亀裂広がる、レバレッジドローンからジャンク債まで

  • 投資適格債とクレジット・デフォルト・スワップにも弱さ
  • GEの苦境が社債市場全体に広がることを投資家は懸念

クレジット市場に入った亀裂が、広がっている。米企業の上にのしかかる巨額債務の重さを、投資家は恐れ始めた。

  圧力は先月に高まり始め、先週爆発した。投資適格債のスプレッドとジャンク(投機的格付け)債のプレミアムが2年近くで最も大きく拡大し、レバレッジドローンの価格は2016年以来の水準に落ち込んだ。

  BMOグローバル・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、スコット・キンボール氏は「年末まではかなりひどい市場になるだろう。転換点となると考えられるポイントが今から年末までの間にはない」と話した。

  ゼネラル・エレクトリック(GE)の苦境が市場の不安に拍車をかけた。金利上昇に加え成長鈍化の可能性がある中で、巨額債務に起因する問題は社債市場全体に広がる恐れがあると投資家は不安を抱いている。

  高格付け社債のデフォルト(債務不履行)に備える保証料の指標であるCDX投資適格指数は先週、3月以降で最大の上昇となり、16年11月以来の高水準に達している。



原題:Credit Showing Deeper Cracks From Leveraged Loans to Junk Bonds(抜粋)

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