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ドル・円は小幅高、日本株下げ幅縮小や米金利上昇でリスク回避後退

更新日時
  • 一時3営業日ぶりの112円94銭まで上昇
  • 日本株の戻り基調にドル・円も歩調合せるも買い材料乏しい-東海東京証

東京外国為替市場のドル・円相場は小幅高。米長期金利が上昇したことや日本株の下げ幅縮小を受けてリスク回避ムードが後退した。

  • ドル・円は午後3時現在、前日比0.1%高の1ドル=112円83銭。値幅は112円65銭から112円94銭と29銭にとどまる
  • ユーロ・円は前日比0.2%高の1ユーロ=128円45銭、ポンド・円は同0.1%高の1ポンド=144円40銭

市場関係者の見方

東海東京証券プロダクトソリューション部商品管理グループの吉田幹彦グループリーダー

  • 米株安を受けた日本株が戻り基調となったことにドル・円も歩調を合わせて戻した
  • 基本的には112円~114円のレンジ内の値動き
  • 米景気先行きへの警戒感や米中貿易協議の楽観的な見方の後退、欧州政治リスクへの警戒などが重し

大和証券の亀岡裕次チーフ為替アナリスト

  • 米長期金利は下げた後、小反発し、ドル・円の支えとなっている
  • 市場の一部には、来年初めからの対中関税引き上げを見送るとの期待-米中首脳会談
  • 欧州委員会からイタリア予算案への修正勧告が出れば、ドル・円も上値が重い展開に

三菱UFJ銀行金融市場部為替グループの野本尚宏調査役

  • 前日に米株、米国債、原油とあらゆる資産で年末に向けてポジションを手仕舞う動きが出た
  • その中で日経平均の売り持ちだけが残っており、朝方下げて始まった日本株も戻している
  • ドル・円は日本株が戻す中で上がりやすく、目先は113円台半ばまで戻す可能性も
ドル・円と日経平均先物

背景

  • 日経平均株価は寄り付き直後に前日比1.6%安まで下げるも、0.4%安まで下げ幅を縮小して取引を終える
  • 米10年債利回りは20日の取引で、一時、約1か月半ぶりの3.03%台まで低下。その後、この日の時間外取引では3.07%台まで上昇
  • 米通商代表部(USTR)は20日、中国が知的財産とハイテク技術を盗み出す政府支援の取り組みを続けていると非難
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