クドロー氏、ゴールドマンの19年減速説に反論-明るい見通しアピール

クドロー米国家経済会議(NEC)委員長

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は、米経済が近く減速するというゴールドマン・サックス・グループのアナリスト見解には賛同しないと述べた。

  クドロー氏は20日、米国株が大きく下げる中で複数の報道機関と会見。トランプ大統領の減税が主要ターゲットとしていた企業投資は、第3四半期に「やや弱かった」ものの、「活気を取り戻している」との認識を示した。年末商戦を控えての個人消費に関しては、所得の増加に言及し、米経済の見通しは「素晴らしい」と話した。

  クドロー氏が話す一方で、株式投資家の景気見通しがそれほど明るくないことを米株式市場は明白に示した。S&P500種株価指数は終値ベースの過去最高値を10%下回る場面があり、ナスダック総合指数は年初来の上げを失った。ゴールドマンは16日付の調査リポートで、米経済成長は今年の2.9%から2019年には2.5%に減速し、大統領選挙がある20年には1.6%までペースを落とすとの予測を出した。

  「私の個人的見解、そして当政権の見解では、リセッション(景気後退)ははるか遠く、視界にない」とクドロー氏は語った。

  同氏はまた、トランプ大統領は月末にアルゼンチンで計画されている米中首脳会談を前に、中国との貿易交渉に楽観的なムードを醸成しようとしていると発言。「米国の利益に合致しない限り、合意はない」と述べた。

原題:Kudlow Cheers Economy That Goldman Sees Facing Slowdown in 2019(抜粋)

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