ドイツ銀行株が下げ止まらず、上場来安値更新-独当局が関心と関係者

  • 独連邦金融監督庁、ダンスケ銀資金洗浄疑惑への関与で情報求める
  • ドイツ銀行株は一時6%安、年初来の下落率は49%に
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

ドイツ銀行の株価が下げ止まらない。経営陣の入れ替えや低調な業績、イタリアとトルコの政治混乱など懸念材料が相次いでいたが、欧州最大級のマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑への関与が加わった。

  事情に詳しい関係者が20日語ったところによると、ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)も疑惑の渦中にあるダンスケ銀行とドイツ銀の関係について、さらなる情報を求めている。両行の関係については、ダンスケ銀行を内部告発したハワード・ウィルキンソン氏が指摘していた。

  アラメア・アセット・マネジメントのポートフォリオマネージャー、アンドレアス・マイヤー氏は「現在のような環境では、ごくわずかな悪材料でも投資家にリスク資産の放出を促す。資金洗浄のような敏感な問題では特にそうなる」と説明した。

  20日のフランクフルト株式市場で、ドイツ銀行株は前日比4.8%安で終了。一時は6%安の8.05ユーロまで売られ、ブルームバーグが記録する限り上場来安値を更新した。年初来の下落率は49%に達し、ストックス欧州銀行株指数の24%と比べても下げがきつい。

  ドイツ銀行の広報担当者は電子メールで、「Bafinの調査は認識していないし、正式な情報提供要請も受け取っていない」と回答した。
  

原題:Deutsche Bank Hits Record Low on New Worry Over Danske Role (2)(抜粋)

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