アップル株は弱気相場入り、ゴールドマンが今月3回目の目標引き下げ

iPhone SE

Photographer: David Paul Morris
Photographer: David Paul Morris

米アップルの株価は20日のニューヨーク市場で一時5%余り下げ、10月初旬に付けた上場来高値からの下落率が20%を超えた。ゴールドマン・サックスは中国やその他の新興国市場で「iPhone(アイフォーン)」需要の弱さを示す兆しがあると指摘し、今月3回目となるアップルの目標株価引き下げに踏み切った。

  ゴールドマンのアナリスト、ロッド・ホール氏はアップルの目標株価を209ドルから182ドルに引き下げた。同氏は2日にそれまでの240ドルから222ドルへ下げ、13日にさらに209ドルへと引き下げたばかり。アップル株に対する同氏の投資判断は「ニュートラル」。

  ホール氏は「中国その他の新興国市場でのアップル製品に対する需要の弱さに加えて、アイフォーンXR(テン・アール)の価格と性能のバランスは米国以外のユーザーに高く評価されていないように見える」と顧客向けリポートに記した。最近の株価動向などを反映して、目標株価を下げたと説明している。

  アップルに部材を供給する数多くのサプライヤーが最近、見通しを下方修正した。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は19日、アップルが9月に発表した新型アイフォーン3機種全ての委託生産の発注を減らしたと報じた。

  ホール氏は「現在の需要傾向が続くようなら、1-3月期の業績予想に重大なリスク」が生じると指摘した。

原題:Apple Target Cut for Third Time This Month at Goldman (1)(抜粋)

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