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英中銀総裁、メイ首相のEU離脱案を支持-移行期間延長に期待表明

  • カーニー総裁、政府の離脱合意素案について初めて公に発言
  • 2年弱の移行期間、貿易協定の交渉には「極めて限られた時間」

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は、メイ首相が欧州連合(EU)と合意した離脱移行期に関する合意にお墨付きを与え、さらに長期の移行期間を歓迎すると示唆した。

  カーニー総裁は20日、政府のEU離脱合意素案について初めて公に発言。イングランド銀行金融政策委員会(MPC)の他のメンバーと共に、EUを強硬に離脱するリスクを警告した。

イングランド銀行のカーニー総裁は、英国のEU離脱が及ぼす経済や金融政策、金融安定性に対する影響について、同中銀が考える対応策を説明

ブルームバーグ

  EU離脱後の移行期間を延長するメリットにも言及し、平均的な貿易協定の合意には4年程度かかると指摘。現在合意している移行期間は2年弱で、「極めて限られた交渉時間しかない」と説明した。

  カーニー総裁は「離脱合意に盛り込まれた移行期間を歓迎する」と表明した上で、「移行期間を延長する可能性にも留意している」と述べ、移行期間を延長する選択肢には理由があると続けた。

  無秩序な離脱可能性が高まっているとは明言はしなかったが、その可能性は「不快なほど高い」と語った。同じくMPCメンバーのソーンダース委員は、そのような結果に至るリスクが「顕在化しつつある」と述べた。

原題:Carney Backs May’s Brexit Plan With Case for Longer Transition(抜粋)

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