コンテンツにスキップする

超長期債が上昇、世界景気先行き懸念で買い優勢-長期金利0.1%割れ

更新日時
  • 新発30年債利回りは約2カ月ぶりの水準に低下
  • 30年債はリアルマネーの買いが入った印象-三井住友トラストAM

債券相場は超長期債を中心に上昇した。世界的な景気の先行き懸念が広がる中、投資家の資金が安全資産としての円債に流入するとの観測を背景に買い圧力が強まった。

  • 長期国債先物12月物は前日比8銭高の151円08銭と日中高値で終了
  • 30年物60回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値より1.5ベーシスポイント(bp)低い0.83%、新発債として9月12日以来の低水準
  • 新発10年物352回債利回りは0.09%と、節目の0.1%を再び下回る

市場関係者の見方

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也主任調査役

  • グローバルな景気が徐々に下降する可能性が意識される中、じりじりと金利が低下する展開
  • 来年度の国債発行計画での減額が意識され、需給要因を背景に買いのフローが入っている感も
  • 30年債は発行減額の対象外になる可能性がある中でも強含み、リアルマネーの買いが入っている印象
  • 例年通りの動きだが、生保は年度末にかけて円債買いを積極化しそうだ

背景

  • 国内株式相場は続落。米住宅低調で景気減速が警戒され、日経平均株価は前日比0.4%安の2万1507円54銭で終了
  • 20日のダウ工業株30種平均は2.2%安の24465.64ドル
  • 来年度発行、超長期減らすなら20年を減額してほしいとの声-20日のPD会合

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.145%-0.105%0.090%0.610%0.830%不成立
前日比 横ばい-0.5bp-1.0bp-1.0bp-1.5bp ー
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE