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GEショックで社債市場に警戒強まる-逃避先の短期債ETFに殺到

  • 短期債ファンドには16日に約15億ドルの資金が流入
  • ゼネラル・エレクトリック債の波乱などでますます警戒

社債市場に警戒信号がともる中、短期債に特化した上場投資信託(ETF)が逃避先になっている。

  JPモルガン・ウルトラショート・インカムETF(JPST)には16日、過去1年で3番目の大きさとなる2億3300万ドル(約260億円)余りが流入した。短期の米国債に投資するSPDRブルームバーグ・バークレイズ1-3カ月短期国債ETF(BIL)にも過去5年で2番目の規模の資金流入があった。他の2本の短期債ETFと合わせ、16日の流入額は約15億ドルに上った。

  一方で、SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイイールド債ETF(JNK)とiシェアーズ・iBoxxハイイールド社債ETF(HYG)からは大量の資金が流出した。

  ワラックベス・キャピタルのETF担当ディレクター、モヒット・バジャジ氏は、社債市場への「懸念が深まり投資家は資金をよりリスクの低い商品に振り向けている」と述べた。ゼネラル・エレクトリック(GE)債の先週の波乱で、さらに多くの投資家が社債市場について慎重になった。GEのほかフォード・モーターやキャンベルスープなど高債務企業について、金利上昇と世界の成長鈍化の中で警戒が強まっている。

  トライベッカ・トレード・グループのクリスチャン・フロムハーツ最高経営責任者(CEO)も投資家がより低リスクのファンドを求めていると同調する。「クレジットスプレッドは拡大しており、投資家は信用リスクを懸念し始めている」と述べた。

Investors pour cash into ETFs tracking short-term bond funds
ETFs tracking high yield debt see large outflows

原題:As Credit Concerns Grow, Short-Term Bond ETFs See Huge Inflows
After GE, Investors Are Watching These Debt-Laden Companies (2)(抜粋)

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