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Photographer: Chris J. Ratcliffe/Bloomberg

英住宅市場、売却希望価格が11年以来初めて前年下回る-不振深まる

  • 11月はロンドン中心部や高額物件の低迷が顕著
  • 前年同月比は0.2%、前月比では1.7%のそれぞれ低下
A terraced row of residential housing sit in the Muswell Hill district, in view of the Canary Wharf financial, business and shopping district of London, U.K., on Tuesday, July 31, 2018. U.K. house prices bucked their recent trend with a modest pick up in growth in July, according to Nationwide Building Society.
Photographer: Chris J. Ratcliffe/Bloomberg

英国では11月に、住宅の売却希望価格が前年同月比ベースで2011年以来の下落となった。ロンドン中心部や高額物件で下げが顕著だった。

  英住宅不動産ウェブサイト、ライトムーブが19日に発表したところによると、売却希望価格は前年同月比0.2%低下の30万2023ポンド(約4370万円)。前月比でも1.7%低下となり、11月としては12年以来の大きな落ち込みとなった。

London is dragging down the U.K. housing market

  英国の不動産市場は過去30年にわたり賃金の伸びを大きく上回る上昇を見せてきたが、ここにきて軟化傾向にある。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感も買い手を一段と慎重にさせており、売り主は売却希望価格について大胆になりにくい状態になっている。

  グレーターロンドン(大ロンドン)では売却希望価格が前年同月比2.4%低下の61万4271ポンド。ロンドンの中心部に当たる「トラベルカード・ゾーン1」に位置する物件は同6.9%低下し、売却希望価格は平均130万ポンドだった。より郊外の「ゾーン6」では3.1%の上昇。

  ライトムーブのデータは、全英の不動産業者が10月7日-11月10日に売り出した12万3536物件の売却希望価格を対象にまとめた。

原題:U.K. Housing Woes Deepen With First Asking-Price Drop Since 2011(抜粋)

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