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ナスダックに底割れ懸念、今の強気相場で最大の調整局面

  • 8月以降の調整は13%超、2015年8月以降最大の下げ
  • 1年で3回の調整は金融危機以降で最悪のペース
Inside The Nasdaq MarketSite As U.S. Stocks Little Changed While Investors Assess Recent Rally, Fed

Photographer: Eric Thayer/ Bloomberg

Inside The Nasdaq MarketSite As U.S. Stocks Little Changed While Investors Assess Recent Rally, Fed

Photographer: Eric Thayer/ Bloomberg

米国のテクノロジー株を直撃している売り浴びせは、よくある調整にすぎないのか。長い歴史を振り返れば、答えはイエスだが、今の強気相場が始まって以来の急落局面とだけ比較した場合、極端になり始めている。

  ニューヨーク時間19日午後1時15分(日本時間20日午前3時15分)現在、ナスダック100指数は前営業日比3.1%安で、多くの人が底入れを期待する10月の終値ベースの安値を下回りかねない状況にある。8月29日以降の下落は13%を超え、2015年以降では最悪、過去6年では3番目の大幅安となっている。

  ナスダック100指数は年初来ではまだ4%高だという見方もあるが、この10年の好調なパフォーマンスの中では、今の強気相場開始以降で2番目に低い年間リターンだ。同指数は2018年に10%の調整に3回見舞われているが、こうした状況は金融危機以降発生していなかった。

  インディペンデント・アドバイザー・アライアンスの最高投資責任者(CIO)、クリス・ザキャレリ氏は「人々はテクノロジー株が相場上昇を主導すると大きな信頼を寄せたが、そうした状況は生じていないため、非常に失望を招いている」と指摘。「投資家が株価を押し上げるには、大型ハイテク株の1社から会社独自の強気な材料が出てくる必要がある。あるいは米金融当局が小休止したり、世界の景気減速懸念が緩和したりする必要があろう。しかし、そうした状況は見当たらない」と付け加えた。

Tech stocks widen losses since August high to 13%

原題:Bottom Falling Out of Nasdaq With Drop Breaking Bull Market Mold(抜粋)

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