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ドイツ銀関与の疑惑浮上、ダンスケ銀の資金洗浄問題で-関係者

ダンスケ銀行のマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑を巡り、ドイツ銀行が関与した可能性が明らかになりつつある。

  資金洗浄疑惑についてダンスケ銀行を内部告発したハワード・ウィルキンソン氏は、資金洗浄が疑われる2300億ドル(約26兆円)の半分余りがドイツ銀行の米国部門を経由したとの試算を示した。同氏は金融機関の名を明らかにしなかったものの、事情に詳しい関係者はドイツ銀だと確認した。ウィルキンソン氏は19日、デンマークの議会で、ダンスケ銀から口止め料の提示があったと証言した。ダンスケ銀に資金洗浄疑惑が浮上して以降、ウィルキンソン氏が公の場に姿を現したのはこれが初めて。

Parliamentary Hearing Into Danske Bank A/S Money Laundering Scandal

ハワード・ウィルキンソン氏(左、11月19日)

写真家:Carsten Snejbjerg / Bloomberg

  ドイツ銀は、疑惑の渦中にあるダンスケ銀エストニア部門のコルレス銀行を務めていた。ダンスケ銀は同部門が2500億ドル近くを国際金融システムに送金し、その大半がロシアでの違法活動による資金だった可能性があることを認めた。同行は2007年から15年まで、顧客の外貨をドルに両替する際にグローバルなプレゼンスのあるドイツ銀とバンク・オブ・アメリカ(BofA)、JPモルガン・チェースを利用していた。

  ウィルキンソン氏は問題のコルレス銀について、「ドルに関する主要なコルレス銀行だった」と欧州の大手銀行とだけ述べ、名指しは避けた。「最後まで残っていたコルレス銀行であり、2015年まで少なくとも9年間関係していた」と加えた。ドイツ銀はコメントを控えた。

原題:Deutsche Bank Is Said to Be Drawn Deeper Into Danske Scandal (3)(抜粋)

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