Photographer: Akio Kon/Bloomberg

ゴールドマン、円強気に転じる―向こう1年で1ドル=108円に上昇予想

  • 厳しい世界リスク環境は19年の円相場について建設的な見方促す
  • 向こう3、6、12カ月に対ドル112円、110円、108円予想
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

ゴールドマン・サックス・グループは自称、長期的な円弱気派だが、向こう1年には円が上昇すると予想した。

  米国の経済成長減速と金融市場の変動性の高まり、日本銀行の景気刺激策の縮小見通しを背景に、円は今後1年で1ドル=108円まで徐々に上昇すると、ゴールドマンの世界FXおよび新興市場戦略共同責任者のザック・パンドル氏らストラテジストが18日のリポートで予想した。

  パンドル氏らは「より厳しい世界的リスク環境は、2019年についてより建設的な見方を促す」とリポートで指摘。「たとえ米金融当局が予想以上のペースで利上げするとしても、米国の成長鈍化と市場のボラティリティー上昇は円を押し上げる傾向があることがこれまでの例で分かっている」と分析した。

  円は向こう3、6、12カ月に対ドルで112円、110円、108円と徐々に強含むとの見方だ。

  日本銀行が一段の緩和縮小を示唆する可能性がある上、日米の貿易交渉で米政権が円の弱さに注目する公算もあるとパンドル氏らは論じた。

原題:Goldman Turns Bullish on Yen, Sees Gradual Gains in Next Year(抜粋)

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