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ウォール街、今年のボーナスは女性に優しいー業界全体はさえない公算

  • 人材あっせん会社オプションズのカープCEOが見通し示す
  • 「適格で優秀な女性がトレーダーの中にいれば、彼女は勝ち組」
Trading On The Floor Of The NYSE As U.S. Stocks Rebound, Bond Rout Eases Before Brainard Comments
Photographer: Michael Nagle
Trading On The Floor Of The NYSE As U.S. Stocks Rebound, Bond Rout Eases Before Brainard Comments
Photographer: Michael Nagle

ウォール街における男性優位の象徴トレーディングデスクでは今年、女性にボーナスを増やし格差解消を図る動きが見られる。人材あっせん会社オプションズ・グループが明らかにした。

  オプションズのマイク・カープ最高経営責任者(CEO)によると、ウォール街の幹部は今年、報酬と昇進の両面で職場を女性にとって魅力的にすることを強く迫られている。今後数週間にボーナスの額を決定するに当たり、このことを第一に配慮するという。

  「適格で優秀な女性がトレーダーの中にいれば、彼女は勝ち組だ。報酬の男女平等が今年はかつてないほど重視されている」と同CEOはインタビューで語った。

  女性はボーナスに期待が持てそうだが、業界全体の見通しはあまり明るくない。ジョンソン・アソシエーツはウォール街の多くの従業員が前年より「幾らか」多いボーナスをもらえるだろうと予想したが、カープCEOは多くの人にとって報酬総額は前年からほぼ横ばいか若干減るとみている。

  オプションズは19日公表した年次リポートで、債券トレーダーと投資銀行バンカー、株式トレーダーの2018年の働きに対する報酬(平均)について以下のように予想している。

債券トレーディング-2.6%
投資銀行バンカー0.3%
株式トレーディング3.2%

  また、株式デリバティブ(金融派生商品)に関わる従業員は平均で約9.5%増え、クオンツ分析は1.4%増との推計を示した。

  株式関連担当者の見通しは以下の通り。 

現物株2.6%
株式デリバティブ9.5%
プライムファイナンス1.7%

債券・通貨・商品関連担当者の見通しは以下の通り。

商品-0.2%
クレジット-1.9%
金利-6.4%
外為1%
証券化商品-1.9%
新興国市場-0.1%

原題:Sweeter Bonuses for Women This Year as Wall Street Confronts Gap(抜粋)

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