コンテンツにスキップする

苦境のメイ首相、産業界に活路求める-EU離脱協定への支持働き掛け

  • 19日に英産業連盟(CBI)に向けてロンドンで演説へ
  • CBI事務局長は選挙区の企業と対話することを議員に呼び掛け

欧州連合(EU)と合意した離脱プランの議会承認が極めて困難なばかりか自身の地位も脅かされているメイ英首相は、産業界に活路を求める。

  首相は19日、英産業連盟(CBI)に向けてロンドンで演説する。与党保守党内でも反対の根強い離脱協定への支持を働き掛ける考えだ。保守党内では首相に対する不信任投票に持ち込もうとする議員らの動きが活発化。また、閣内でも協定見直しが公然と議論されている。

これまでの経緯
・英紙サンは42人の保守党議員がメイ氏の不信任投票を求める書簡を送ったと報道。投票にはあと6人の書簡が必要。
・複数のEU当局者は英国の離脱移行期間を延長する場合も2022年末までに制限したい考え。英国の立場はまだ不明。
・メイ首相は交渉のため自らブリュッセル入りすると表明。将来の関係について、経済や安全保障などまだ不一致がある

  実業界はメイ首相の合意を歓迎する姿勢を見せ始めている。合意なき離脱となり企業が適応するために必要な移行期間の合意が白紙に戻ることを恐れているほか、関税同盟に近い緊密な将来の経済関係を示唆する合意内容を好感している。

  CBIのキャロライン・フェアバーン事務局長は18日、英スカイ・ニュースとのインタビューで、合意案に反対票を投じようとしている議員はそれぞれの選挙区の企業と対話するべきだと訴えた。

May's Brexit Plan Thrown Into Crisis Following U.K. Brexit Secretary Resignation

メイ首相

撮影:David Levenson / Bloomberg

原題:Embattled May Asks Business Leaders to Back Her Brexit Deal (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE