ブラックロック、中国で投信会社設立を検討

  • 中銀基金管理の株式16.5%を売却する方向で協議と関係者
  • 中国で強い会社になりたい-フィンク会長兼CEO
American flags fly at BlackRock Inc. headquarters in New York. Photographer: Bess Adler/Bloomberg
Photographer: Bess Adler/Bloomberg

世界最大の資産運用会社、米ブラックロックは中国で投資信託会社のライセンス取得を検討している。事情に詳しい関係者が明らかにした。同社は中国での事業拡大と中国事業の経営権を強化したい考えだ。

  ブラックロックは計画の一環として、中国銀行との合弁である中銀基金管理の株式16.5%を売却する方向で協議しているという。非公開協議であることを理由に関係者2人が匿名を条件に語ったところでは、ブラックロックは独自の投信事業免許申請と過半数株を持つ合弁会社の設立についても証券監督管理委員会(証監会)と話し合いをしている。

ラリー・フィンク氏

写真家:Justin Chin / Bloomberg

  中国政府は1年少し前、証券から生命保険に至るセクター全般でが外国企業が本土合弁会社の経営権を握ることを認めると発表。今年4月には証監会が既存ルールに変更はないが、本土外企業が投資信託会社の株式過半数の取得申請を始めることができると表明していた。
 
  ブラックロックと証監会、中国銀の担当者に電子メールと電話でコメントを求めたが、今のところ返答はない。

  ブラックロックのラリー・フィンク会長兼最高経営責任者(CEO)は米中関係に関する全米委員会が組織したニューヨークでの15日のイベントで、同社は中国の資産運用業界構築を支援し続けることを「切望」しており、中国国内で強い会社になることを望んでいると述べた。

原題:BlackRock Is Said to Weigh Setting Up Mutual-Funds Unit in China(抜粋)

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