-
カリフォルニア州北部の山火事で少なくとも76人が死亡
-
PG&Eは加州最大の公益事業会社-山火事発生後、株価は半値に
米カリフォルニア州最大の公益事業会社PG&Eの株価は週明け19日も激しい動きが続きそうだ。同社は16日、同州北部に多大な被害をもたらしている山火事が始まった8日午前に2件目の電線故障が生じていたことを開示した。
州の公益事業委員会(PUC)への報告によると、ビュート郡コンカウの電源回路に現地時間8日午前6時45分ごろに故障が発生。カリフォルニア州森林保護防火局(カル・ファイア)が同回路の装置を回収した。

山火事で発生した煙に覆われるサンフランシスコ(11月16日)
フォトグラファー:David Paul Morris / Bloomberg
PG&Eは16日の資料で「報告に含まれた情報は暫定的なものであり、原因について判断は下されていない」とコメントした。
「キャンプファイア」と名付けられた今回のカリフォルニア州北部火災では少なくとも76人が死亡、1万戸近い住宅が破壊された。

原題:PG&E May Face More Volatility After Reporting Power-Line Failure(抜粋)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE