インド、中央銀行の監督強化に乗り出す-関係者

インド政府は同国準備銀行(中央銀行)に対する政府の監督強化を可能にする規則改定を提案したと、事情を知る複数の関係者が明らかにした。同国に対する投資家の信頼を揺らがしかねない動きとなる。

  関係者によると、モディ首相率いる政府は金融の安定や金融政策の伝達、為替管理といった機能の監督にあたる委員会の設置につながる規制案を作成するよう、同中銀の理事会に勧告した。協議が非公開であるとして、関係者は匿名を条件に取材に応じた。

  この動きは理事会の権限を強化し、監督任務を付与するのが目的だと、関係者らは述べた。理事会メンバーの一部は政府が指名した。中銀理事会は19日に会合を予定している。

  この会合で議論が予定される数々の問題に関し、同国財務省と中銀は意見が対立しており、最新の提案は関係をさらに緊張させる可能性がある。こうした問題には剰余金の国庫納付や、不良債権基準の緩和、シャドーバンキング部門での流動性確保などがある。中銀は成長促進を支援していないと政府が述べる一方で、剰余金の国庫納付は中銀の独立性を損ね、金融市場に打撃を与える可能性があると中銀は主張している。

  財務省の報道官はコメントを控えた。中銀の報道官は即座にコメントに応じられなかった。

原題:India Is Said to Seek Closer Supervision of Its Central Bank (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE