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モルガン・スタンレー:ドルの強気相場は終了、売り時到来

  • ドル高局面は現在の水準でピーク-レデカー氏
  • 信用スプレッドの拡大や株価下落はドルに打撃

ドルの強気相場は終了し、売るべき時だとモルガン・スタンレーは指摘する。

  モルガン・スタンレーのFX戦略担当グローバル責任者、ハンス・レデカー氏はリポートで、「現行水準付近でドルはピークに達したと思う」とし、「信用スプレッドの拡大や株価下落に加え、ディスインフレ圧力や原油安の中でソブリン債利回りが低下し始めていることを背景に、ドルは弱含む可能性がある」と予想した。

  貿易摩擦の激化や米国債利回りの上昇、 米国の堅調な経済はドル需要に拍車をかけており、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は4月半ば以降、8%上昇。強気なヘッジファンドはネットロングポジションを2017年1月以来の高水準に高めている。

Speculators have raised bullish bets on the greenback to highest since Jan. 2017

  しかし、モルガン・スタンレーは、米国資産に最近流入した外国マネーは短期資金で、流れは急激に反転しがちだと見なしており、これもドル安局面の可能性を示す兆候だとしている。また、米経済の減速や原油価格下落、中国人民元の安定や米市場の流動性の引き締まりといった要因もドルに弱気な見方を後押しするとレデカー氏は指摘した。

原題:Morgan Stanley Says Dollar’s Bull Run Has Ended, Time to Sell(抜粋)

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