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フィリップMの「アイコス」、米当局のフレーバーたばこ規制で恩恵も

米当局が若年層の喫煙防止に乗り出したことが、米老舗たばこ会社フィリップモリスインターナショナル(PMI)の加熱式たばこ「アイコス(iQOS)」にとって思いがけない追い風となる可能性があると、アナリスト1人が予想した。

  アイコスは日本や韓国などの市場で既に販売されており、米国での販売申請についても米食品医薬品局(FDA)が審査中だ。PMIは習慣的な喫煙者向けに「リスクが低減された」製品としてアイコスを売り出すことを目指している。実現すれば、2008年に同社からスピンオフし、米国でのアイコス販売を担うことになるアルトリア・グループにとっても恩恵となる。

U.S. agency's hints it could curb flavors have caused tobacco shares to drop

  ウェルズ・ファーゴのアナリスト、ボニー・ハーゾグ氏は15日のリポートで、FDAがメンソールたばこ削減に動けば、アイコスにプラスとなると指摘。FDAがリスクの少ない製品に乗り換える喫煙者を増やすため、メンソール風味の電子たばこを当面認めることにするかもしれないからだと説明した。また、英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)のメンソールブランド「ニューポート」などから顧客の乗り換えが加速する可能性があるとの見方も示した。

  「マルボロ」ブランドを海外で販売するPMIの株価は年初来で19%下落。米国内での同ブランドの販売を手掛けるアルトリアもほぼ同率の下げとなっている。

原題:Philip Morris’s IQOS Seen Benefiting From FDA Flavor Crackdown(抜粋)

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