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アンデュラン氏のヘッジファンド、10月運用成績マイナス21%-関係者

  • 強気派の同氏、リターン最低に-供給過剰懸念による原油価格下落で
  • 7月にマイナス15%だった同ファンドのリターン、9月はプラス15%

世界の原油価格が大幅に下落する中、石油市場で最も著名なヘッジファンド運用者の一人、ピエール・アンデュラン氏は10月に過去最大の損失に見舞われた。

Bloomberg Markets Global Hedge Fund & Investor Summit

ピエール・アンデュラン氏

撮影: Daniel Acker/Bloomberg

  事情に詳しい複数の関係者によると、ロンドンを拠点とするアンデュラン・コモディティーズ・ファンドの10月の運用成績はマイナス20.9%と、月間ベースではファンドが設定された2013年以降で最低となった。ファンドの損失については、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に報じた。

  アンデュラン氏は原油について最も強気な予想を示している市場関係者の一人だ。4月には原油価格が数年以内に1バレル当たり300ドルに達する可能性があると述べた。しかしここ数週間、供給過剰と貿易摩擦による需要軟化への懸念が原油に打撃を与えている。原油価格は10月初め以降、25%余り下落し、55ドル前後となっている。

  アンデュラン氏のファンドは今年、原油市場の変動による影響を受けている。9月の運用成績はプラス15%と、約4年ぶりの高水準を記録。7月にはトランプ大統領が原油価格上昇について不満を表明したことを受けて値下がりし、同ファンドの成績はマイナス15%となった。

  ただ、10月に損失を出したにもかかわらず、同ファンドのリターンは13年2月の設定以降、依然として大幅に上昇しており、関係者らによると、これまでの運用成績はプラス104%を若干上回っている。
  
原題:Andurand Hedge Fund Is Said to Lose 21% in October on Oil Swoon(抜粋)

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