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トヨタ、新型「カローラ」中国で初披露ー最大市場の重視鮮明

更新日時
  • 広州モーターショーできょう発表、米国よりも早く
  • 現地販売の4割を占める重要車種、新技術搭載でアピール

トヨタ自動車は16日、同社で最も販売台数が多い「カローラ」の小型セダンの新モデルを中国で最初に披露した。出遅れていた中国市場での巻き返しを図る。

  新型カローラは16日朝に広州国際モーターショーで兄弟車でスポーティーさを強調した「レビン」とともに発表された。同時期に米カリフォルニア州でも発表を予定していたが、中国が先となった。トヨタの発表資料によると、新型はプラットフォームを刷新し、走りの基本性能などが大幅に向上。安全運転の支援機能のほかインターネットと接続してさまざまなサービスにつなげるコネクティッド機能も充実させた。

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初披露された新型「カローラ」

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

  来年春に米国と欧州で販売を開始した後、同年半ば以降に中国など世界150以上の国と地域で順次発売していく、日本ではスポーティーモデルをベースに、日本の道路環境にあわせた専用仕様のセダンとワゴンを同年内に導入する。ハイブリッド版は新たに90以上の国と地域で導入する予定としている。

  2009年に米国を抜いて世界最大の自動車市場に成長した中国でトヨタは欧州や日本の競合に後れを取っていたが、最近になって現地の生産能力増強の方向に向けてかじを切るなど中国事業強化の姿勢を強めていた

  トヨタの昨年の中国販売台数は129万台。カローラとレビンの販売台数は50万台規模に達し、同社の現地での年間販売台数の約4割を占める重要車種となっている。今年は140万台の目標を掲げていたが、トヨタで中国事業を統括する小林一弘専務は広州ショー会場で1-10月時点で前年同期比13%増と大きく伸びており、年間では目標を「大きく超える見込み」と述べた。

  カローラは1966年の初代発売以降、派生車も含めて世界で累計約4600万台以上を販売し、トヨタで最も販売台数が多いモデル。トヨタは19年に中国でカローラとレビンのプラグインハイブリッド車を生産する方針を明らかにしており、20年までにこの2種を含めて中国で10の電動車を追加する計画で20年にはEV導入を目指している。

(新型カローラの性能などトヨタの発表内容を追加します.)
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