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米PG&E、加州は支援の意向示さず-山火事に伴う資金繰り懸念も

米カリフォルニア州での大規模な山火事を巡り、同州の公益事業会社PG&Eの設備不具合が出火の原因となった可能性が指摘されているが、同州の知事や議会が同社の支援に動く様子は見られない。PG&Eに対しては、山火事に伴う支払い負担を巡り懸念が広がっている。

  15日の米株式市場でPG&E株は前日に続き20%を超える下げ。過去1週間の下落率は約60%と、時価総額にして150億ドル(約1兆7000億円)が吹き飛んだ。カリフォルニア州史上最多の死者が出ている山火事はまだ鎮火に至っていない。

  PG&Eには州議会への支援要請の有無について尋ねたが、これまで返答はない。PG&E株は米東部時間午前11時39分現在、24%安の19.52ドル。前日も22%下げていた。

  ブラウン・カリフォルニア州知事のオフィスは、PG&Eの破綻リスクについてコメントを控えた。州議会民主党のリャオ報道官は、現時点ではPG&Eの支援に向けた計画はないと説明。「現在重要なのは消火活動と被害者の生活再建だ」と述べた。

  カリフォルニア州の北部と南部で複数発生した今回の山火事では、これまでに少なくとも58人が死亡。当局はPG&Eの機器不具合も出火の原因になった可能性があるとして調べを進めている。ただ正確な原因究明には数カ月ないし数年かかる可能性がある。

Major California Blazes Spread

Active fires detected in past seven days

Sources: California Energy Commission, U.S. Forest Service, as of Wednesday 7 a.m. ET

原題:California Lawmakers Stay Silent as PG&E’s Collapse Continues(抜粋)

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