ソロス氏財団、フェイスブックに公式抗議-NYタイムズ紙報道受け

資産家ジョージ・ソロス氏の慈善団体は、ソーシャルネットワーク大手のフェイスブックが自社への批判をかわすため、ソロス氏を敵視するナショナリストの姿勢を利用したとのニューヨーク・タイムズ紙報道を受けて、フェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)に抗議した。

  ニューヨーク・タイムズは15日付の紙面で、フェイスブックがヘイトスピーチやロシアによるプロパガンダの扱いをめぐる自社への批判をそらそうと、そうした批判の動きをソロス氏と関連づけるため外部の企業を雇ったと報道。ソロス氏の「オープン・ソサエティー財団」を率いるパトリック・ギャスパード氏は、記事を読んで「ショックを受けた」とコメントした。リベラル派の活動に私財を投じるソロス氏は、世界的にナショナリストから敵視されている。

  ギャスパード氏はフェイスブックのサンドバーグCOOに宛てた公開書簡で、「フェイスブック上でのヘイトや虚偽の情報を監視できていないことは、これまで残念に思っていた」と表明。「そして今、こうしたゆがみを意図的に広めていたことを知らされたが、それは常識の範囲を超えている」と非難した。

原題:Soros Group Denounces Facebook Over ‘Reprehensible’ Campaign(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE