ロンドン外為:ポンド急落、対ドルで1.5%安-英EU離脱担当相が辞任

15日の外国為替市場でポンドが急落した。メイ英首相がEU離脱協定の素案で閣議了承を得たと発表してから24時間もたたないうちに、ラーブ欧州連合(EU)離脱担当相が辞任を発表した。

  ラーブ氏は15日、「本日、私はEU離脱担当相を辞任した。良心に照らして、合意の条件を支持することはできない」と言明した。辞任を受けて、市場参加者は直ちにイングランド銀行(英中銀)による来年利上げの可能性を排除した。

  ポンドは対ドルで1.5%安の1ポンド=1.2793ドル。主要10カ国(G10)通貨の中で対ドルの下落率が最も大きい。対ユーロでは1.4%下げて1ユーロ=88.26ペンス。

  みずほ銀行のヘッジファンド・セールス責任者、ニール・ジョーンズ氏は、ラーブ氏辞任の影響でポンドは1.25ドルまで下げる可能性があると指摘した。同氏は「閣僚の辞任はないだろうとの市場のセンチメントがあったので、個人的には驚いている。ポンド・ドル相場も同じ反応だ」と述べた。

原題:Pound Tumbles, Gilts Rally as U.K. Brexit Secretary Steps Down(抜粋)
Pound Could Fall to $1.25 After Raab, Says Mizuho’s Jones(抜粋)

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