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モラー米特別検察官、幾つかの問題で進めている捜査関連資料を開示

  • 一方、上院院内総務はモラー検察官を保護する法案の採決を認めず
  • 法制化は不要とマコネル共和党上院院内総務

米国のモラー特別検察官は幾つかの問題に関して進めている捜査の関連資料を開示した。一方、共和党のマコネル上院院内総務はモラー検察官による捜査をトランプ米大統領の干渉から守ることを目指した上院議員2人の法案提出を阻止した。

  モラー検察官は14日、2016年の大統領選でトランプ陣営の幹部だったリック・ゲーツ被告が「幾つかの継続中の捜査」に関し検察当局に協力していることに言及した裁判所への提出文書を開示した。ゲーツ被告の協力は判決手続き開始が適切でないことを意味すると、検察側と弁護側がワシントンの米連邦地裁に14日提出した現状報告に記した。

  一方、マコネル院内総務は上院のジェフ・フレーク議員(共和)とクリス・クーンズ議員(民主)が提案したモラー検察官の保護関連法案について上院本会議での採決を認めないと語った。

Acting Attorney General Whitaker Speaks In Iowa

ウィタカー司法長官代行

撮影:Daniel Acker / Bloomberg

  こうした提案の背景にはモラー検察官の捜査に一貫して批判的だったマシュー・ウィタカー氏をトランプ大統領が先週、司法長官代行に指名したことがある。ウィタカー氏はロシアのハッカーやトランプ陣営の複数の関係者などの刑事訴追につながった捜査を遅らせたり、打ち切る権限がある。

  マコネル院内総務は14日に記者団に対し、トランプ大統領はモラー検察官の捜査に不満を持っているが、大統領らが捜査を脅かしているとは聞いていないとして法制化は不要だとの見解を示した。

原題:Mueller Working ‘Several’ Probes as McConnell Denies Him Cover(抜粋)

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