「OPECプラス」がより大幅な減産検討、供給過剰リスクで-関係者

  • 今後決定されるかもしれない減産幅は基準次第となる
  • サウジは今週、日量100万バレルの減産が必要だと表明

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国で構成する「OPECプラス」はサウジアラビアが今週初めに言及した日量100万バレルを超える減産を検討していることが、事情に詳しい複数の関係者の話で分かった。産油国は供給過剰の可能性について不安を強めているという。

  ただ協議は予備的なもので、最終的な減産規模はOPECプラスが採用する基準次第になると、関係者の1人が協議の非公開を理由に匿名で語った。直近の合意では2016年の生産量を基準に採用したが、足元の生産に近いレベルへの基準更新が現在話し合われているという。12月上旬にウィーンで開かれる総会で最終決定される。

サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相

写真家:Stefan Wermuth / Bloomberg

  OPEC最大の産油国であるサウジは12日、日量100万バレルの減産が必要だと表明。これは原油価格上昇を抑えるため6月に決めた増産からの転換となる。OPECプラスは17年1月からの減産で初めて合意していた。

  サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相はアブダビで11日開かれた閣僚級会合で、OPECプラスが再び減産する場合の基準は最近の生産レベルにすべきだと発言した。

  出席者の1人は、減産規模は最終的な基準次第だが、日量100万-150万バレルの範囲になるかもしれないと語った。

原題:OPEC+ Said to Weigh Bigger Output Cut on Increasing Risk of Glut(抜粋)

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