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FRB副議長:レバレッジ比率の要件除外は金融規制弱めず

  • クオールズ副議長はストレステスト見直しについて下院金融委で証言
  • 「レバレッジ比率はリスクセンシティブではなく、安全装置の役割」

米連邦準備制度理事会(FRB)のクオールズ副議長(銀行監督担当)は14日、ストレステスト(健全性審査)の実施方法を巡りFRBが進めている見直しについて下院金融委員会で証言した。同副議長は、金融機関のレバレッジ比率に関する要件はテスト項目にすべきではないと述べた。

  この要件はゴールドマン・サックス・グループモルガン・スタンレーなどにとって特に厳しいものとなっている。これをストレステストから除外する計画について、クオールズ副議長は規制を弱めるものではないと語った。

  • 同副議長は先週、ウォール街の金融機関が抱える強い不満の一部解消につながり得る修正を検討していると表明。これには審査過程の透明性向上や、テスト不合格と資本計画の却下が公にされる事態の回避が含まれる
  • 審査でストレスの状況が示されてもなおレバレッジ比率の最低基準をクリアするよう金融機関に求めていることについて、非合理的だとしてこの要件も削除する可能性に言及
  • 同副議長は下院金融委の公聴会で、「ストレステストは個々の企業ごとに極めて特殊で、リスクをベースとして行われる審査だ」とした上で、「レバレッジ比率はリスクセンシティブではなくバックストップ(安全装置)の役割を果たすことを意図したもので、ストレステストに盛り込むと、基本的にこの2つを混乱させる」と述べた
  • ウォーターズ下院議員(民主、カリフォルニア州)は公聴会の冒頭、「委員会が規制を弱め、米国経済を新たな金融危機のリスクにさらす時代は終わる」と警告。同議員は来年1月に招集される米議会で同委の委員長就任が見込まれている

原題:Fed’s Quarles Defends Removing Tough Target From Stress Testing(抜粋)

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