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トランプ政権、記者のホワイトハウス入館権利は憲法で保護されない

トランプ大統領

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Photographer: Al Drago/Bloomberg
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トランプ米政権は、CNNの記者ジム・アコスタ氏の記者証を無効にした決定を擁護し、記者のホワイトハウス入館の権利は憲法で保護されるものではないと主張した。

  CNNは13日、記者証の取り上げは違憲だとしてトランプ政権を提訴、記者証再発行を求めた。この提訴に対して米司法省が14日に回答書を提出した。ホワイトハウスは7日、アコスタ氏の記者会見での行動を理由に同氏の記者証を無効にしていた。この会見でマイクを手放すのを拒んだアコスタ氏は「無礼でひどい人物だ」と、トランプ大統領は述べていた。

  ワシントンの連邦地裁での審問を数時間後に控えてトランプ政権は14日、誰が記者証を入手するかに関しては大統領が幅広い裁量権を持つとの見解を示した。

  司法省の弁護士は28ページに及ぶ回答書で、「米国憲法修正第1条でホワイトハウスへの入館権利が保障されたジャーナリストはいない」と主張。

  さらに、「大統領は一般的に、特定の議題を進展させたい思いで政治的な協力者をホワイトハウスに入館させる自由があり、政治で敵対的立場にある人のみを招待する自由も同様にある」と記したほか、「修正第1条はこれらの決定を全く制限しない」と述べた。

  この訴訟に関しては、10社を超える報道機関がCNNへの支持表明に応じた。これにはトランプ大統領の擁護に回ることが多いFOXニュースも含まれているほか、ブルームバーグ・エル・ピー、ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、AP通信なども名を連ねる。

原題:Trump Says Reporters Don’t Have Right to Enter White House (1)(抜粋)

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