ECBは2019年夏より前に利上げもークノット氏が可能性示唆

  • 期待の前後それぞれに何らかの可能性がある
  • 利上げの議論は資産購入終了を正式に確認した後に始まる

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、クノット・オランダ中銀総裁は14日、ECBが現在のガイダンスが示すよりも早く金利を引き上げる可能性を示唆した。

オランダ中銀総裁でECB政策委員会メンバーのクノット氏

Photographer: Sarah Pabst/Bloomberg

  クノット氏はCNBCとのインタビューで、「これまでは、夏までは金利を引き上げないという期待を醸成してきた」が、「それは中心的なコミットメントではなく期待であり、その前後それぞれに何らかの可能性があることはかねてから分かっている」と述べた。

  ECBは、少なくとも2019年の夏の終わりまで、また2%弱の目標へのインフレ収れんのために必要な限り、過去最低の現行金利を維持するとの見通しを示している。ユーロ圏経済には最近減速の兆しが表れているため、エコノミストは利上げがさらに遅れるとの観測を強めている。

  クノット氏は、利上げの幅や時期について政策委員会はまだ議論していないと述べた。議論は資産購入の終了を正式に確認した後に始まるが、終了は12月13日の次回政策会議で確認されるだろうと語った。

原題:ECB’s Knot Suggests Interest Rates Could Rise Before Summer 2019(抜粋)

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