市場に鳴り響く警報、減速の先触れと野村やゴールドマンー世界同時も

  • 「市場が非常に有能な予言者であることは証明済みだ」ー野村
  • 「長期にわたる低リターン」を覚悟せよーゴールドマン
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

市場は世界同時成長を謳歌(おうか)してきたが、この好調さは続かない兆候がある。株式相場や商品相場、半導体メーカーの株価など多数のバロメーターが、世界同時減速を示唆している。中には最近の経済指標以上に弱くなっているものもあり、指標が今後さらに悪くなる可能性が示唆される。

  野村ホールディングスのロンドン在勤ストラテジスト、ケビン・ゲイナー、サム・ボニー両氏は9日のリポートで「市場が非常に有能な予言者であることは証明済みだ」とし、「向こう数カ月に成長を巡るデータがさらに弱含むと予想する」と記述した。

  ゴールドマン・サックス・グループも同日のリポートで「市場の動きは既存のマクロデータに比べ行き過ぎているようだ。一段の成長悪化がある程度織り込まれていることがうかがわれる」と指摘した。

  また、欧州の資産運用大手、アムンディ・アセット・マネジメントは同時進行化リスクをはらむ「マルチスピードの減速」を予想している。

  野村は株式と社債へのエクスポージャーを減らし、国債と現金の保有を増やすよう勧めた。ゴールドマンは「長期にわたる低リターン」を覚悟するよう促している。

Commodity Currencies Underperform

Some commodity producer currencies have fallen against major peers this year

Source: Bloomberg

原題:Alarm Bells Ring in Markets as Nomura and Goldman Fret Growth(抜粋)
Goldman Sees Sustained Low Stock Returns Amid High Market Risk

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