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債券上昇か、米株安・債券高で買い先行-長期金利0.1%では警戒感も

  • 先物夜間取引は150円89銭で引け、前日の日中終値比5銭高
  • 海外時間の動向は円債にサポート、5年入札も支え-三菱モルガン

債券相場は上昇が予想されている。前日の米国市場で株安・債券高の展開となった流れを引き継ぎ、買いが先行する見通し。この日に実施される5年国債入札は一定の需要を背景に無難に通過するとの観測が出ていることも相場の支えとなる見込み。

長期国債先物(12月物)150円台後半か(前日150円84銭)
新発10年物国債(352回債)利回り0.10~0.105%程度か(前日0.105%)

  先物夜間取引は米長期金利の低下や前日の堅調な地合いを引き継ぎ、一時は150円90銭と、前日の日中取引終値を6銭上回る水準まで上昇。

市場関係者の見方

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 長期金利のこの日の予想レンジは0.10%~0.105%
  • 先物夜間取引も上伸し、海外時間の動向は円債にサポートになりそうだ
  • 5年債入札も支えになるだろう

  
東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト

  • 米国など他市場は円債に追い風。相場は堅調と予想
  • 一方、新発10年債利回りの0.10%には抵抗されよう

5年債入札

  • 発行額は2兆円程度。137回債のリオープン発行で表面利率0.1%に据え置きか
  • 三菱モルガンの稲留氏
    • 前日に新発5年債利回りが一時マイナス0.095%と日本銀行が政策調整を決めた7月31日以来の水準まで低下するなど地合いは良好
    • 中期ゾーンは11月からオペ回数が減った上、入札翌日のオペ通知もなくなり、需給面はネガティブ
    • ドル投資家から見て円が調達しやすくなっていることを背景にした外国人需要への期待感も踏まえると不安はないだろう
  • 備考:日本債券:5年利付国債の過去の入札結果(表)

海外時間の市場動向

  • 長期国債先物の夜間取引は150円89銭で引け、前日の日中終値比5銭高
  • 14日の米10年国債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)低い3.13%程度
  • 14日のダウ工業株30種平均は前日比0.8%安の25080.50ドル
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