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中国の経常収支、赤字転換で世界の債券市場を圧迫-PIMCOメン氏

  • 四半世紀ぶりの「貯蓄と資本動向の世界的パターンの大きなシフト」
  • 自動安定化装置としての人民元の機能が高まる公算が大きい

中国の経常収支が赤字に転じていることで、世界の債券市場は圧力にさらされ、人民元のより柔軟な為替制度への動きが加速する。米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の新興国市場ポートフォリオマネジャー、アイザック・メン氏はこうみている。

  同氏によれば、中国政府が輸出から内需に経済をシフトさせリバランスを図っていることを1-9月の経常赤字が示している。1-9月の経常収支が赤字となったのは1993年以来。

  香港在勤のメン氏はブログで「四半世紀ぶり」の中国経常赤字は「貯蓄と資本動向の世界的パターンの大きなシフトだ」とコメント。収支の「大逆転は、世界の債券市場、特にアジアの低利回りの自国通貨建て債市場を圧迫する可能性がある」と論じた。

  またこれが中国人民銀行(中央銀行)による元相場の柔軟性拡大を加速させ得ると指摘。外部からのショックを打ち消すための自動安定化装置としての人民元の機能が高まる公算が大きいとしている。

原題:Pimco Says China Current Account Shift to Pressure Global Bonds(抜粋)

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