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メリーランド州が米政府を提訴、ウィタカー司法長官代行の指名巡り

  • 上院の承認なしの指名は無効とメリーランド州は主張
  • ウィタカー氏の指名は違法との判断下すよう求める

マシュー・ウィタカー氏を米司法長官代行に起用した人事を巡り、メリーランド州が連邦政府を相手取ってボルティモアの連邦地裁に訴えを起こした。同氏の指名は違法だとの判断を下すよう求めている。

  この訴訟を担当する判事は、誰が司法省の最高責任者であるのか、トランプ大統領に上院の承認なくウィタカー氏を司法長官代行に指名する権限があるかどうかについて判断を求められる可能性がある。大統領の権力の試金石となり得る判断に対し、上訴が行われることはほぼ確実とみられている。

  セッションズ前司法長官の首席補佐官だったウィタカー氏は今月7日、トランプ大統領によるセッションズ氏解任を受けて長官代行に就任。現在はロシアの2016年米大統領選干渉疑惑を巡るモラー特別検察官の捜査に対する監督権限を持つ。

  メリーランド州は13日の訴状で、トランプ政権は司法省の後継人事手続きにじかに触れた法律を順守していないと主張。同法に従えば、セッションズ氏退任時には上院で承認されたローゼンスタイン司法副長官が長官代行に就くのが妥当だったと指摘した。

  ホワイトハウスは同州の訴状についてコメントを控えた。事情に詳しい関係者によれば、司法省は通常の手続きを回避してウィタカー氏を指名したトランプ大統領の決定を正当化する法的見解を準備している。

原題:Whitaker Pick as Acting Attorney General Fought by Maryland (2)(抜粋)

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