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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国は株式市場改革を断行、貿易戦争の渦中でも-MSCI

  • 株式市場の自由化策は「過去からの脱却だ」-チア・チン・ピン氏
  • 中国はもはや市場行動の管理を望んでいないが良い行動を強いている
Investors stand in front of an electronic stock board at a securities brokerage in Shanghai, China.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

米国との貿易戦争による景気への影響が懸念される中国で、当局が株式市場の改革を推し進めていると株価指数を算出・提供するMSCIはみている。世界3位の規模となった中国株式市場にとって、今年は2011年以来の悪い年となりそうだが、改革が続いているという。

  同社の調査担当マネジングディレクター、 チア・チン・ピン氏はロンドンでのインタビューで、中国当局が海外投資家の市場アクセスを後退させ、2015年の本土株急落時のような市場介入を再び行う恐れがあるとの懸念は和らいだとの認識を示した。同氏によれば、世界2位の経済大国となった中国は、市場の混乱の先を見据え、当局の役割を減らす措置を打ち出している。

China ETF is getting inflows again

  チア氏は「貿易戦争が始まった時、市場全体の自由化がどのように影響されるか懸念していたが、中国は市場を閉鎖するのではなく、実際に前進している。世界のどこからであれ投資家の市場参加が増えるよう目指している」と分析。中国が最近発表した株式市場の自由化策は「過去からの脱却だ」と指摘し、中国は「もはや市場行動の管理を望んでいないが、良い行動を強いている」と述べた。

原題:China Doubles Down on Market Reform Despite Trade War, MSCI Says(抜粋)

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