Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

みずほ、7-9月純利益は横ばいの1984億円

更新日時
  • 融資業務は不振に対し、顧客部門の非金利収支が改善
  • 「基礎的収益力の回復に一定の成果」と坂井社長
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

みずほフィナンシャルグループの2018年7―9月期の連結純利益は、前年同期と同水準の1984億円となった。資金利益は減少したものの、顧客部門の非金利収入が増加したほか、政策保有株の売却も寄与した。

みずほフィナンシャルグループ

Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

  14日開示された決算資料を基に算出した。本業のもうけを示す業務純益は同12.8%増の1774億円。通期予想は5700億円に据え置き、4-9月期純利益の通期予想に対する進捗(しんちょく)率は63%となった。

  4-9月期は顧客部門の非金利収支が4750億円と前年同期から440億円増加した。同日会見した坂井辰史社長は、就任以来取り組んできた「基礎的収益力の回復に一定の成果があった」と評価。上期は対顧客部門で高い増益を達成しており、マイナス金利導入前の15年度上期と比較しても改善していると述べた。

  同社長は融資の利ザヤについて、大企業向けは完全に底は打ちつつあるという見方を示す一方、住宅ローンなどは依然厳しい状況だと述べた。

7―9月決算主要項目
• 資金利益は0.8%減の2128億円
• 役務取引等利益は7.4%増の1588億円
• 国債売買益を含むその他業務利益は2.0%減の658億円
• 株式等関係損益は697億円の利益
• 与信関係費用は73億円の戻し入れ
(会見内容を加えて更新しました。.)
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