三井住友F:7-9月純利益は37%増の2455億円ーその他業純増加

更新日時
  • 与信関係費用の戻し入れや役務取引利益の増加も貢献
  • 市場部門は増益も下期については保守的に見積もりー国部社長

三井住友フィナンシャルグループの2018年7-9月期の連結純利益は、前年同期比37%増の2455億円となった。国債売買などその他業務純益が増加したほか、与信関係費用の戻し入れや役務取引利益の増加が貢献した。

三井住友銀行

Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

  14日開示された決算資料を基に算出した。本業のもうけを示す業務純益は同9.4%増の3260億円。通期予想は7000億円に据え置き、4-9月期純利益の通期予想に対する進捗(しんちょく)率は68%となった。

  7-9月期は、その他業務純益が前年同期比40%増加。与信関係費用は前年同期の負担から戻し入れに転じた。4-9月期の連結粗利益の増益要因としては、国際事業部門の資金収益拡大があった。

  同日会見した国部毅社長は、下期について米中貿易摩擦などで見通しは不透明と述べると同時に、今期大幅増益となった市場部門についても足下の相場環境から保守的に見ていると述べた。

  国内預貸金利回り差は4ー6月期と同じ0.95%と横ばい。国部社長は、ホールセール部門では19年度までの中期経営計画期間中に「下げ止まりを実現したいと考えている」と述べた。

7―9月決算主要項目
• 資金利益は1.5%増の3508億円
• 役務取引等利益は2.2%増の2527億円
• 国債売買益を含むその他業務利益は40%増の936億円
• 株式等関係損益は229億円の利益
• 与信関係費用は34億円の戻し入れ
(国部社長の会見内容なども加えて、更新しました.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE