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FRB議長の14日講演、政策ミスへの不安を和らげる内容に-エバコア

  • 政策スタンスにニュアンス与える可能性もーパウエル氏、14日登壇
  • 「中立にはほど遠い」との発言、意図した以上に影響した-エバコア

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が14日の講演で発する言葉は、利上げサイクルの行き過ぎを心配する市場をなだめる可能性があるが、発言のすべてが投資家を安心させる内容になるとは限らない。エバコアISIで中央銀行の戦略分析責任者を務めるクリシュナ・グハ氏が、13日付のリポートで指摘した。

  これによると、パウエル氏はデータ依存のコミットメントをあらためて表明し、見通し変更は金融状況の持続的な変化次第だとの対話を図る可能性がある。意図した以上に強い影響を与えたとエバコアが考える「中立にはほど遠い」との発言が、和らげられることもあり得る。政策スタンスと広義の戦略に何らかのニュアンスを加えることも考えられるという。

  「引き締めが織り込まれ過ぎているとの不安を多少は落ち着かせ、金融当局は何かが壊れるまで利上げを継続する傾向にあるわけではないと、投資家にアピールする」内容になるかもしれないとグハ氏は予想。「政策ミスへの懸念が若干は後退するかもしれない」と述べた。

  しかしながら発言内容のすべてが投資家を納得させるわけではなさそうだという。パウエル氏はダラス連銀のカプラン総裁との公開対話という形で発言する。

  グハ氏によれば、パウエル氏が市場の動向に重点を置いた発言はしないと思われるが、株式市場の変動が大きくなっているにもかかわらず、債券市場はそれほどでもないことを指摘する可能性はある。米当局は株価の軟調より、一段のドル上昇の方に敏感だと考えられると、グハ氏は続けた。

原題:Evercore Says Powell Remarks May Calm Investor Fear of Fed Error(抜粋)

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