OPEC、域内産原油の需要が予想より早く後退へ-非加盟国の生産で

  • 2019年のOPEC産原油の需要予測、日量50万バレル引き下げ
  • OPECは来月総会開催、減産決定への布石に
Photographer: Akos Stiller/Bloomberg
Photographer: Akos Stiller/Bloomberg

石油輸出国機構(OPEC)は加盟国産の原油に対する需要が2019年に予想以上に早く後退するとの見方を示した。世界経済の成長減速と非加盟国の供給増加が響くとみている。

  OPECは13日公表した月次の石油市場報告で、加盟国産原油に対する来年の世界需要は日量約3150万バレルになると見込んだ。この数字は現在の生産水準に比べ日量約140万バレル少なく、2カ月前に打ち出したばかりの予想を同50万バレル引き下げたことになる。

  サウジアラビアなどOPEC加盟国は再度の減産を協議している。来月のOPEC総会を控え、今回の報告書は大幅な供給削減を決定する正当性を強めそうだ。

  この報告でOPECは「石油市場はいまや需給均衡に達したが、2019年はOPEC非加盟国の供給が伸びると予測される。生産量の伸びは世界の需要拡大を上回る見通しで、供給がだぶつく事態を生む」と指摘した。

Cuts Needed

OPEC's outlook shows even a 1m b/d cut won't be enough to stop oil inventories rising in 2019

Source: Bloomberg, OPEC

Note: forecast assumes future OPEC output constant at current 32.9m b/d

原題:OPEC Sees Demand for Its Crude Declining Faster as Rivals Surge(抜粋)

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