【米国株・国債・商品】株が下落、原油急落でエネルギー銘柄安い

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13日の米株式相場は下落。原油相場の急落が影響した。一時は、米中間の貿易交渉を巡って楽観が広がり、上昇する場面もあった。

  • 米国株は下落、原油急落でエネルギー銘柄安い
  • 米国債は上昇-10年債利回り3.14%
  • NY原油は急落、需要見通し巡る懸念などで
  • NY金は下落、原油に対しては4月以来の割高な水準

  原油市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が急落。トランプ大統領がサウジアラビアの原油減産方針を批判したことなどが背景にある。そうした中でS&P500種株価指数は値下がり。ダウ工業株30種平均ではエクソンモービルやシェブロンが安い。米国債は上昇した。

  クドロー米国家経済会議(NEC)委員長はCNBCとのインタビューで、米中両国は貿易に関して政府の「あらゆるレベルで」接触を再開したと述べた。これを受けて主要株価指数は一時上昇した。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%安の2722.18。ダウ工業株30種平均は100.69ドル(0.4%)下げて25286.49ドル。米国債市場ではニューヨーク時間午後4時49分現在、10年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.14%。

  ニューヨーク原油先物相場は急落し、これで12営業日続落となった。供給超過や需要見通しを巡る懸念、サウジアラビアの減産方針に対するトランプ米大統領の批判が手掛かり。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は4.24ドル(7.1%)安の1バレル=55.69ドル。1日の下落率としてはここ3年で最大。ロンドンICEの北海ブレント1月限は4.65ドル下げて65.47ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続落。ただ原油との比較では、4月以来の割高な水準となった。ニューヨーク原油先物相場はこの日7%超の下げ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.2%安の1オンス=1201.40ドルで終了。

  米国みずほ証券のチーフ米国エコノミスト、スティーブ・リチュート氏はこの日の相場について「きのうの動きを受けた値固めといった展開だろう。若干のポートフォリオ再調整といった感じだ」と分析。「価格の変動がほとんどないことや、商いの薄さにそれが表れている。マーケットでは資産クラス内でのローテーションが起きている」と加えた。

原題:U.S. Stocks Sputter as Crude Slumps; Pound Surges: Markets Wrap(抜粋)
Oil’s Slide Accelerates in ‘Capitulation’ to Darkening Outlook
PRECIOUS: Gold-Oil Ratio Rises to Seven-Month High as Crude Sags

(エコノミストのコメントを追加し、更新します.)
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